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  • 沿革

  • 沖縄の中でも霊験あらたかな場所とされる世界遺産『斎場御嶽』。その聖なる杜に隣接する南城美術館の前身には、教育者である西大強・八重子夫妻によって営まれる本格的なフィニシングスクール『西大学院』がありました。女性が自立し、より豊かな人生を生きるための知性と教養を磨く学び舎では、23年間に渡り、〝日々の生活こそが芸術である〟というスピリットが育まれ、受け継がれてきました。それは、南城美術館の理念である〝美は生活の中、暮らしの中に存在する〟という美への強い思いと共通のものでした。沖縄の歴史や文化を尊重しながら、若い世代やアーティストが交流できる空間を作りたい。そして、世界中の人々にアートをより身近なものとして感じ、楽しんでいただきたい。それが私たち南城美術館のビジョンです。西大夫妻から託された美へのバトンをしっかりと繋ぎながら、その思いと願いを次世代へと結んでまいります。