南城美術館は、沖縄本島南部・南城市知念にある日本最南端の美術館です。世界遺産にも登録される、琉球王国最高の聖地『斎場御嶽』の背の深い杜に抱かれるように位置し、太陽が上るニライカナイ(海の向こうの理想郷)の海を見渡す絶好のロケーションに佇む、まさに聖なる杜と海の恩恵を受けた、自然と融合し、共鳴する美術館です。
訪れる人やアーティストのインスピレーションの泉を癒し、満たしてくれる。南城美術館はそんなエネルギー溢れる美術館でもあります。その秘密は、〝日本初の情景式美術館〟というスタイルにあります。アートは、決して遠い存在ではなく、もっとも身近な存在であるべきものだと私たちは考えます。『美は生活の中、暮らしの中に存在する』というコンセプトのもと、より多くの人々に共感し、体感していただけるよう、これまでの美術館にはないスタイルで、アートとの出会いの場〝6つのシーン〟をご用意いたしました。